甘々など期待するな
はい! 官能小説の感想です!
R-18作品の小説なので感想は全部追記にブッ込んでます。
未成年の方はこの記事を見ないでください。
以下ネタバレ感想
![]() | 義兄 明治艶曼荼羅 (ティアラ文庫) (2011/03/03) 丸木 文華 商品詳細を見る |
はい! 官能小説の感想です!
R-18作品の小説なので感想は全部追記にブッ込んでます。
未成年の方はこの記事を見ないでください。
以下ネタバレ感想
◆人物紹介
・章一郎(義兄)
血は繋がっていない。主人公を淫売呼ばわりするのが趣味。
キャラデザが新世界の神のよう。
・雪子(主人公)
流され型淫乱
◆冒頭のあらすじ
幼い雪子は、母の再婚をきっかけに上京する。
母の嫁ぎ先では、章一郎という4歳年上の兄がいた。章一郎は頭脳明晰の眉目秀麗であったが、
それは外面だけで、彼は親たちに隠れて、雪子に対し意地悪したり性的なイタズラを行っていた。
兄に開発されつつも成長した雪子は、12歳になって自身の早熟な肉体を持て余していた。(主人公が巨乳っていいねえろいね)
兄はその体を弄びながら、雪子に縁日に連れていく約束をした。「いいものを見せてあげるから」と。
当日連れられていったのは見世物小屋で、なんだか怪しい壁の覗き穴を覗かされてみると、その穴の向こうでは遊女が客と情交していた。遊女の下腹部には大きな赤い牡丹の刺青があって、雪子はそれに衝撃を受ける。
「これが売女にふさわしい罰なんだよ」と、章一郎が言う。兄にいじめられるのが嬉しい雪子はそのまま純潔を捧げてしまう。
Q.ぶっちゃけエロいのこれ
A.エロ描写が8割を占めてる
性描写は多いんじゃないでしょうか。ってなんか投げやりな言い方ですけど官能小説は初だったからそこんところわからないんですよね。でも作中何回やったかなあ…って数えてみたら9回でした(前戯だけや未遂は含まず)。
挿絵もここで絵が欲しいなってところでエロい絵が来るので良かったです。綺麗ですし。でも全体的に人物が無表情ですね。気になる人は気になると思います。
で、タイトルにもなってる「義兄」とのセクロスはどれも無理矢理な感じでなんとも痛々しいです。
セクロス描写で嫌なところはとくになかったかな…? 気になるといえば (※カギカッコ内ネタバレ) 「蝋燭プレイ」「青姦」くらい?
あ、でも、ヒロインの腹に勝手に「刺青を彫ったり」(暴力)、散々な言葉攻めについて、私はそういうのが好きじゃないので読んでいて萎えとまではいかないものの、「もう堪忍してえ」という気持ちになりました。
血が繋がってないので背徳感とかはないです。
Q.文章のクォリティはどうなの?
A.華やかな文章でかつ読みやすい
素人の意見ではありますが、稚拙な感じはしなかったです。知らない表現が出てきていちいち調べていた私の知識量のほうがよっぽど稚拙。
その分硬めな文章だなという感じを受けました。
主人公の言動に不自然なところはありませんでしたしね。
Q.表紙からして暗そうな話ですね
A.うん。
近親相姦にハッピーエンドなどないんだね。
Q.義兄から執着される内容らしいですが、ヤンデレですか?
A.いいえ!
これはヤンデレではないです。ええ。
兄はお人形としての妹が都合良くて執着してるだけとしか取れませんでした。
章一郎は「雪ちゃんと結婚したい」だなんて言っていますが、その真意は誰の邪魔も受けずに堂々と雪子を弄びたいからだと思います。雪子じゃなきゃ駄目ってわけでもないです。だってただ抱くなら遊女でも構わないみたいですし。そのかわり雪子がほかの男に抱かれるのは絶対に許せないようですがw
妹をNTRした男をぶっ殺した挙句に、彼の骸の前で妹に○出し…という最後の展開は嫉妬とも取れなくない……? いや、やっぱりそれはないかな。
兄の気持ちについては作者さんも想像の余地を残せるように書いている気がします。
んー、とはいえ、あれをヤンデレと解釈するには、かなりの想像力が必要かもなあ。それにしても、兄は人としてのタガが外れているので、ジワジワ病んでるのが好きって方にはオススメできないです。
Q.萌えますか?
A.それは人にもよるけど私はあんまり…
とにかく全編通して愛がないです! 愛の無いセクロスなんて見てて楽しいか? エロいのはいいけど、萌えないよねぇぇ。
雪子が愛のあるセクロスをするのは章一郎ではない相手です。幼い頃に会ってそのあと別れと再会を繰り返すことになる初恋の人です。まあ結局は、章一郎の悪魔のような企みでその方は死んでしまうんですけれども…。
そんな感じであまりにも救いがないので、そういうの駄目って人はとことん駄目でしょう。記事冒頭に書きましたが、本当に、甘々など期待するなの一言に尽きます。
Q.この作品はどういう人にオススメできる?
A.兄萌えで鬼畜萌えで言葉攻めに萌えるBADENDでもOKな人は多分買っても損はしない。多分。
・章一郎(義兄)
血は繋がっていない。主人公を淫売呼ばわりするのが趣味。
キャラデザが新世界の神のよう。
・雪子(主人公)
流され型淫乱
◆冒頭のあらすじ
幼い雪子は、母の再婚をきっかけに上京する。
母の嫁ぎ先では、章一郎という4歳年上の兄がいた。章一郎は頭脳明晰の眉目秀麗であったが、
それは外面だけで、彼は親たちに隠れて、雪子に対し意地悪したり性的なイタズラを行っていた。
兄に開発されつつも成長した雪子は、12歳になって自身の早熟な肉体を持て余していた。(主人公が巨乳っていいねえろいね)
兄はその体を弄びながら、雪子に縁日に連れていく約束をした。「いいものを見せてあげるから」と。
当日連れられていったのは見世物小屋で、なんだか怪しい壁の覗き穴を覗かされてみると、その穴の向こうでは遊女が客と情交していた。遊女の下腹部には大きな赤い牡丹の刺青があって、雪子はそれに衝撃を受ける。
「これが売女にふさわしい罰なんだよ」と、章一郎が言う。兄にいじめられるのが嬉しい雪子はそのまま純潔を捧げてしまう。
Q.ぶっちゃけエロいのこれ
A.エロ描写が8割を占めてる
性描写は多いんじゃないでしょうか。ってなんか投げやりな言い方ですけど官能小説は初だったからそこんところわからないんですよね。でも作中何回やったかなあ…って数えてみたら9回でした(前戯だけや未遂は含まず)。
挿絵もここで絵が欲しいなってところでエロい絵が来るので良かったです。綺麗ですし。でも全体的に人物が無表情ですね。気になる人は気になると思います。
で、タイトルにもなってる「義兄」とのセクロスはどれも無理矢理な感じでなんとも痛々しいです。
セクロス描写で嫌なところはとくになかったかな…? 気になるといえば (※カギカッコ内ネタバレ) 「蝋燭プレイ」「青姦」くらい?
あ、でも、ヒロインの腹に勝手に「刺青を彫ったり」(暴力)、散々な言葉攻めについて、私はそういうのが好きじゃないので読んでいて萎えとまではいかないものの、「もう堪忍してえ」という気持ちになりました。
血が繋がってないので背徳感とかはないです。
Q.文章のクォリティはどうなの?
A.華やかな文章でかつ読みやすい
素人の意見ではありますが、稚拙な感じはしなかったです。知らない表現が出てきていちいち調べていた私の知識量のほうがよっぽど稚拙。
その分硬めな文章だなという感じを受けました。
主人公の言動に不自然なところはありませんでしたしね。
Q.表紙からして暗そうな話ですね
A.うん。
近親相姦にハッピーエンドなどないんだね。
Q.義兄から執着される内容らしいですが、ヤンデレですか?
A.いいえ!
これはヤンデレではないです。ええ。
兄はお人形としての妹が都合良くて執着してるだけとしか取れませんでした。
章一郎は「雪ちゃんと結婚したい」だなんて言っていますが、その真意は誰の邪魔も受けずに堂々と雪子を弄びたいからだと思います。雪子じゃなきゃ駄目ってわけでもないです。だってただ抱くなら遊女でも構わないみたいですし。そのかわり雪子がほかの男に抱かれるのは絶対に許せないようですがw
妹をNTRした男をぶっ殺した挙句に、彼の骸の前で妹に○出し…という最後の展開は嫉妬とも取れなくない……? いや、やっぱりそれはないかな。
兄の気持ちについては作者さんも想像の余地を残せるように書いている気がします。
んー、とはいえ、あれをヤンデレと解釈するには、かなりの想像力が必要かもなあ。それにしても、兄は人としてのタガが外れているので、ジワジワ病んでるのが好きって方にはオススメできないです。
Q.萌えますか?
A.それは人にもよるけど私はあんまり…
とにかく全編通して愛がないです! 愛の無いセクロスなんて見てて楽しいか? エロいのはいいけど、萌えないよねぇぇ。
雪子が愛のあるセクロスをするのは章一郎ではない相手です。幼い頃に会ってそのあと別れと再会を繰り返すことになる初恋の人です。まあ結局は、章一郎の悪魔のような企みでその方は死んでしまうんですけれども…。
そんな感じであまりにも救いがないので、そういうの駄目って人はとことん駄目でしょう。記事冒頭に書きましたが、本当に、甘々など期待するなの一言に尽きます。
Q.この作品はどういう人にオススメできる?
A.兄萌えで鬼畜萌えで言葉攻めに萌えるBADENDでもOKな人は多分買っても損はしない。多分。
スポンサーサイト